■ 1億円あっても、タワマンは買わないし高級車にも乗りません
「資産が1億円を超えた」と聞くと、多くの人はどんな生活をイメージするでしょうか?
高級外車を乗り回し、タワーマンションの金ピカな部屋でワインを傾ける……そんな「分かりやすいお金持ちの暮らし」を想像するかもしれません。
でも、44歳で資産1億円に達した僕の日常は、それまでと何ひとつ変わっていません。
住んでいるのは都内の小さな建売一戸建て。車は持たず基本は電車と自転車。服はユニクロやGU、外食はココイチやスシローが大好きです。
なぜ、1億円あっても贅沢をしないのか?
それは、僕が投資を通じて本当に欲しかったのは「派手な暮らし」ではなく、「いつでも会社を辞められる自由」だったからです。
■ 「本当の自由」とは、贅沢することではなく「嫌なことを断れること」
会社員として働く中で、誰もが一度は理不尽な思いをしたことがあるはずです。
- 理不尽な上司からの詰問
- 意味のない不毛な長時間会議
- 休日でも鳴り響くチャットの通知
- 「もしクビになったら家族を養えない」という恐怖
僕もかつては、この恐怖とストレスに完全に縛られていました。手取り30万円前後で子育てをしながら、「このまま定年まで耐え続けるしかないのか」と頭を抱える日々でした。
しかし、インデックス投資をコツコツと続け、資産が1,000万円、3,000万円、5,000万円……と増えていくにつれて、僕の中で強烈な変化が起きました。
「あ、最悪いつ会社をクビになっても、家族と数十年は生きていけるな」
そう思えた瞬間、肩の荷がスッと降りたのです。
僕にとっての資産1億円とは、高級品を買うためのチケットではありません。「嫌な仕事や理不尽な指示に対して、心の中でNOと言えるメンタルの防具」なのです。
■ 見栄にお金を使えば使うほど、「自由」は遠ざかっていく
多くの人がお金持ちになっても自由になれない理由は単純です。収入や資産が増えた分だけ、生活水準(固定費)を上げてしまうからです。
- 資産が増えたから、タワマンに引っ越す(家賃・ローン倍増)
- 格好がつくから、高級外車をローンで買う(維持費・保険料激増)
- 毎晩のように高価な居酒屋やレストランで散財する
こうして固定費を上げてしまうと、どれだけ資産があっても「その生活を維持するために稼ぎ続けなければならない」という新しい檻(おり)に入ることになります。
生活水準を上げないこと。
これこそが、普通の会社員が最短で「本当の自由」を手に入れるための最強の戦略です。
■ 僕たちが目指すべき「ほったらかし投資」のゴール
僕が実践してきたのは、特別なトレーディング技術も、毎日チャートを見張り続ける根気もいらない「インデックス投資のほったらかし運用」です。
- 毎月、決まった額を淡々と積み立てる
- 暴落が来ても売らずに放置する
- 余計な固定費を削り、投資に回す
やるべきことは本当にこれだけです。
「手取りが少ないから無理」「子育て中で余裕がない」と思うかもしれません。でも、最初は月1万円でも5,000円でも構いません。大事なのは、「自分の人生の主導権を、会社から自分に取り戻すプロセスを始めること」です。
無駄な見栄を捨て、仕組みを作って放置する。
それだけで、数年後のあなたには「いつでも会社を辞められる心のゆとり」が確実に生まれています。
次回は、「手取り30万・子育て世帯の僕が、具体的にどうやって最初の1,000万円を作ったのか?」というリアルな固定費削減と積立戦略についてお話しします。


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